データセンターって何をするところ?

データセンターって何をするところ?

From: リナックスアカデミー 松田航
新宿本校にて、、、

クラウドの利用者が増える一方で
データセンターを活用する企業も増えています。

データセンターという言葉は
誰でも一度は聞いたことがあると思いますが…

このデータセンターとは
一体何をするところなのでしょうか。

今回はデータセンターについてお話ししましょう。

データセンターってどんなところ?

データセンターとは
サーバーやネットワークといった機器を
設置・運用する施設のことです。

ラックと呼ばれる棚に
サーバーなどの機器を設置し、
通信回線や電源などが提供されます。

データセンターが
提供しているものを細かく言うと、
大きく分けて以下の7種類になります。

(1)土地

機器を設置するための土地を提供します。

(2)建物

自然災害や盗難などに備えた
安全性の高い建物を提供します。

(3)ファシリティ(設備)、コネクティビティ(通信)

サーバーを設置するラックや電力設備、
インターネットなどの通信回線などを提供します。

(4)ハードウェア

サーバーなどのハードウェアを提供します。

(5)OS、ソフトウェア

LinuxなどのOSやソフトウェアを提供します。

(6)ミドルウェア/

Webサービスなどに必要なソフトや
データベースなどのミドルウェアなどを提供します。

(7)アプリケーション

実際に使用するアプリケーションを提供します。

基本的に(1)~(3)までが
整備されている施設をデータセンターにあたり、

「インターネットデータセンター(iDC)」

…とも呼ばれています。

また、(4)~(7)は
データセンターが提供するサービスにより、

データセンターで管理・運用するか、
使う人が管理・運用するかが分かれます。

データセンターで提供しているサービスとは?

それでは、
データセンターで
提供されているサービスをご紹介しましょう。

■ハウジング(コロケーション)サービス

自社にサーバーを設置せず、
安全性の高いデータセンターに預けますが、

サーバーの設定や運用、管理は
自社で行いたい場合に最適なサービスです。

利用者はサーバーの設置場所や電源など
ハード面に関する問題を解決することができ、

サーバーにリモート接続することで
自由にサーバーをカスタマイズできます。

■マネージドサービス

ハウジングと同じように
サーバーをデータセンターに預けますが、

運用や管理なども
データセンターに任せるサービスです。

利用者はハード面に関する問題だけでなく、
運用・管理のコストも削減することができます。

■ホスティングサービス

データセンターに設置された
サーバーやネットワーク機器を
購入することなく利用したい場合に最適なサービスです。

代表的なものとして、
レンタルサーバーやクラウドなどがあげられますね。

1台のサーバーを丸ごと利用することを
専用サーバーサービスと言い、

1台のサーバーを複数の利用者で共有し、
仮想的に作られたサーバーを利用することを
共有サーバーサービスと言います。

■バックアップサービス

重要なファイルを
データセンターにバックアップできるサービスです。

増え続ける
バックアップファイルは
多くのハードディスク容量を必要としますが…

バックアップサービスを利用すれば
利用者はハードディスクを気にすることなく、
バックアップすることができます。

ハウジングやホスティングなどと
併用されることが多いですが、
バックアップサービスだけを利用することもできます。

データセンターが増えている訳とは?

データセンターが増えている背景には
さまざまな理由があるのですが、

そのうちのひとつに
企業が抱えている「ある問題」があります。

それは…

「事業継続性(BCP)」

…という問題です。

BCPとは、
自然災害などが発生した時でも
事業を中断することなく行えるようにすることで…

仮に事業が中断したとても、
すぐに復旧できるように日頃から備えておくことです。

何らかの災害や問題により
サーバーが使用不能になった場合、
システムを利用することができなくなりますが…

データセンターという社外の施設に
サーバーやデータがあれば、
早めに事業を再開することができるのです。

今でもサーバーやデータを
社外に保管したくないという企業は多いですが…

BCP対策にもなり、
セキュリティ性も高く、
業務負担が解消されるというメリットから、
積極的にデータセンターを利用する企業が増えています。

データセンターの普及はチャンス!

IT業界では
データセンターの普及に伴って、
インフラ系スキルを持ったエンジニアを求めています。

ニーズの割にできる方が少なく、
どの企業でも常に求めています。
(本当です)

ハードウェアやネットワークなど、
インフラ系エンジニアを目指す方にはチャンスです。

自社開発であっても
クラウドを利用して開発を進める企業もあり、

どのようなエンジニアでも
データセンターに接する機会はあります。

これからの時代、
エンジニアとして活躍したいのであれば…

データセンターの仕組みや、
提供するサービスなどといった知識を
知っておく価値はあると言えるでしょう。

 

リナックスアカデミー
松田

PS

多くのデータセンターでは、
サーバーOSにLinuxが採用されています。

これからのクラウド時代、
Linuxはエンジニアにとって
なくてはならないスキルなのです。

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