TECHNOLOGY GUIDE
プログラマー・システムエンジニアの必須技術とは?

Javaプログラマー・システムエンジニアの必須技術

システム(Webアプリケーション)の仕組み

パソコンやスマートフォンに搭載されたWebブラウザを利用し、ユーザが情報を得るだけでなく登録や編集などのアクションを実行することができるシステムを「Webアプリケーション」といいます。 Webアプリケーションは、そのシステムをWebサーバ上に置いているため、Webブラウザを使えばユーザがどこにいても利用することができるというだけでなく、サーバ上で集中管理することができるためメンテナンスがしやすいというメリッ卜もあります。(図1)

JavaによるWebアプリケーション

近年、多くの企業の基幹システムがWebアプリケーションに置き換えられており、そこでJavaを採用するケースが増えています。Javaの技術は、「Java Platform,Standard Edition( Java SE) 」が基本になっています。そのJava SEに様々な機能を加え、大規模システム開発向けに提供されているのが「Java Platform, Enterprise Edition(Java EE) 」です。Webアプリケーションでは、このJava EEの技術がアプリケーションサーバとして利用されています。Java EEは、ユーザとデータベースの間で処理の橋渡しをする、非常に重要な役割を担っています。(図2)

Javaの魅力

Sun Microsystems社が開発したネットワーク環境向けのプログラミング言語であるJavaは、コンピュータ・ネットワークの急速な普及とともに、瞬く間に世界中に広がりました。
Javaの魅力は数え切れないほどありますが、最大の魅力は、プラットフォームに依存せずに「どんなコンピュータでも動く」ところです。ユーザのマシンがWindowsでも、Linuxでも、Macintoshでも、その他のOSでも同じ動きをしてくれるので、ネットワークを利用したシステム(銀行ATMやコンビニエンスストアのPOS端末など)で採用され、急速に普及していきました。(図3)
また、Javaは「オブジェク卜指向」という概念で設計されているため、プログラムの再利用やシステム開発の分業がしやすいという利点もあります。そのため、特に大規模なシステム開発でJavaを採用するケースが多く、「IT Japan Award 2009」でグランプリの経済産業大臣賞に輝いた、三菱東京UFJ銀行のシステム統合プロジェクトでもJavaが利用されました。

必須のデータベース

銀行ATMもコンビニエンスストアなどのPOS端末も、そのシステムはプログラムとデータベースが連携して実現されています。様々なデータを管理するデータベースがなければ、身の回りのあらゆるシステムが機能しないと言っても過言ではないでしょう。
近年、特に人気なのがPostgreSQLやMySQLといったオープンソースのデータベースです。(図4) これらは、オープンソースソフトウェアの特徴である経費削減やカスタマイズができ、機能的にも商用データベースの代表格であるOracleDatabaseに匹敵するほどになってきているため、幅広い分野で利用が進んでいます。
そのニーズ拡大により、2011年にはオープンソースデータベースの新資格OSS-DBも誕生し、ますますオープンソースソフトウェアに強い人材、管理能力やスキルのある人材が求められています。(図5)

開発を成功に導くシステム設計

ものを作るには設計図が必要です。それはシステム開発でも同じで、SEが顧客の要望をヒアリングし、それをもとにシステム全体の流れを設計します。プログラマーの仕事の質にも影響するシステム設計の知識やスキルは、アピールにつながる重要なスキルキーワードのーつとなっています。

Androidとは

Androidは、米グーグル社がLinuxをベースに開発し、OpenHandset Alliance(OHA)が発表した携帯電話用プラットフォームの総称です。OHAには、グーグルやインテル、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDI、東芝、Sony Ericsson、モトローラなど、携帯電話メーカーから通信事業者、半導体メーカーまで、世界各国の大手企業が多数参加しています。

AndroidとJava

Android向けのアプリケーションは、人気のJavaを使って開発されています。JavaやEclipse、Android SDKなどの開発環境は、全て無料で揃えることができ、グーグルが運営するGoogle Playに登録すれば、申請や承認を待つ必要もなく、開発したアプリケーションを自由に世界に公開することができます。そのため、様々なアプリケーションが日々開発・公開されており、国内のスマートフォンアプリ市場規模も、今後ますます拡大していくことが予測されています。(図6)

人材不足なスマートフォンアプリエンジニア

スマートフォン・Androidの普及とともに課題になっているのが、開発エンジニアの不足です。業界でも、Javaができるスマートフォンアプリ開発経験者はほとんどいないため、即戦力人材の企業ニーズが非常に増加しています。

≪近年のスマートフォンアプリ開発求人ニュース≫
■サイバーエージェント、新卒エンジニア採用でプログラミングスキルのみ・面接なしで内定を決める「コード採用」を実施。
■即戦力エンジニアの争奪戦が熾烈に。ディー・エヌ・エー(DeNA)は200万円、ドワンゴは「ニコニコ動画」にちなんだ252万5000円など、入社一時金を支給するネット企業も出現。
■スマートフォン関連のITベンチャー企業、首都圏での人材不足から相次いで地方拠点を新設。

急速に普及が進む今こそ、スキル習得の絶好の機会です。このチャンスを逃さず、IT業界への第一歩を踏み出しましょう。

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